映画と私

映画でよくみるジャンルはヒューマンドラマ。人間の心の機微を画や言葉にのせて描く映画は、私の琴線をしめやかな心地よさで満たしてくれる。たまに何度も見たくなるような、果てにはBlu-rayをちゃんと購入するまでに、そんな映画に出逢う。その映画とそうでない映画の違いがなんなのかは今だ解明できずにいる。ただ言えることは繰り返しみる映画は大抵ヒューマンドラマであるということ。過激なアクションシーンがなくとも、大仰なCGの華々しさがなくとも、どんでん返しのミステリー要素がなくとも、私の好む映画にはもっと心の芯に響き渡り、物語の余韻が波の余波のように私の人生に波及してくるような、そんな趣がある。映画を創りあげるのは私の解釈。そう信じて私はこれからも映画に支えられていくのだろう。